キャンディルグループのワーママのリアル
キャンディルグループの従業員のうち女性は34.6%(2021年9月期)。3人に1人が女性です。また、育休復職率は84%(2017年9月期~2021年9月期の5年間の平均)。育休後の復職を希望された方は全員復職し、キャンディルグループで活躍しています。
ワーママインタビュー2回目は、仕事と子育てに頑張るキャンディルグループのワーママ、キャンディルテクトのKさん(管理部 ヒューマンリソース課)にインタビューしました。
-お子さんの年齢、性別、かわいいところを教えてください!
3歳と1歳の女の子です。長女は怒ると私に「もう遊んであげない! 名前も教えてあげない!」というところがかわいいです。名前をつけたのは私なのにな、と思うと面白いですよね(笑)。次女は赤ちゃんからだんだんと子どもになっていく、今しかない姿にかわいさを感じます。
-育休期間は?
1回目:2018年2月~2019年4月2回目:2020年12月~2021年4月
-勤務日のタイムスケジュールは?
7:00 起床/準備/家事7:30 子どもを起こして、保育園準備/朝食
8:30 保育園に送る(別々の保育園のため、2カ所)
9:15 在宅のため、家に戻り、始業前準備
9:30 在宅勤務開始
12:00~13:00 ランチ
16:30 退勤
17:00 保育園のお迎え
18:00 帰宅/夕食
19:00 夕食後、入浴など子どもたちとの時間
21:30 子どもたちの寝かしつけ
22:00 子どもたちの就寝後、残りの家事や明日の準備など
0:00 就寝
-復職しようと思った理由は?
自分の母が自分の子どもの頃からずっと働いていたのを見ていましたし、結婚するから、子どもが産まれたから仕事を辞めるという感覚はありませんでした。働かせていただける環境があり、働けるのであれば働きたいと思っていました。働くことで自分の存在価値が見いだせると考えているから、という理由もあります。
-スムーズな復職ができるように行ったことがあれば、教えてください!
・家事は無理をしないように家族と話しておく・子育てと家事に関して諦める心を持つ
・事前に上司に子どもの体調について相談しておく
です。
夫が休みの日は家事や子育ての協力をしてくれますが、夫の勤務日は帰宅時間が遅いので、主に平日は私がワンオペで家事と育児をやっています。
家事の中でも特に私が苦手な掃除は無理をしない、と夫には伝えてありますし、掃除ができていない日があっても、子どもがお菓子しか食べない日があっても「今日はいいや、1日くらいだったら死なない!」と諦めるようにしています(笑)。
今はだいぶ元気になりましたが、2回目の復職前は次女が入院したりすることもあったので、子どもの健康面や通院が必要なことなど、子どもに対する不安は上司に相談しておきました。
-時短勤務や在宅勤務制度も利用しましたか?
1回目は保育園が決まって時短勤務で復職したのですが、復職してすぐに夫の地方転勤が決まりました。夫についていくために引越をするとオフィスに通勤するのが難しくなるので、仕事を辞めなければいけないかもしれないと上司に伝えたところ、当時キャンディルグループに在宅勤務制度はまだなかったのですが、「引越してからも在宅で仕事続けてみては?」と提案していただきました。ところが、地方に移ってからは保育園がなかなか決まりませんでした。上司に「保育園が決まらないうちは、週1~2の時短勤務でもかまわない」と言っていただけたので、しばらく在宅で週1~2日の時短勤務を続けさせていただきました。
その後、次女を妊娠したことで長女の保育園が決まり、2回目の復職をしたときには、コロナ禍でキャンディルグループで在宅勤務制度が導入されていたこともあり、引き続き在宅で時短勤務をさせていただいています。
-復職前と復職後で業務の変化はありましたか? 現在の業務内容も教えてください!
キャンディルテクト(旧スペック)に新卒で入社し、拠点で営業や手配、事務をしていました。1回目の復職で事業管理部、2回目の復職で管理部ヒューマンリソース課に移りました。
復職前に拠点でやっていた仕事が楽しかったので、その業務を離れる不安も正直ありましたが、「請求書発行などの事業管理部の仕事も向いていると思う」と上司に言われ、新しい仕事にチャレンジすることになりました。
管理部に移った現在は、安全書類にかかわる業務、実務経歴書等の下準備、週7連勤や残業時間の確認、声掛けや車両運行前点検のまとめや配信業務などを行っています。
-復職してから仕事への意識は変わりましたか?
時間をより意識して、効率を考え、業務をするようになりました。また、在宅勤務にもなったので、顔が見えない分、コミュニケーションの方法やタイミング、質問内容の事前確認等を考えるようになりました。オフィスで働いていた頃は、聞きたいことがあれば、その場で上司に質問したりできたのですが、在宅勤務になってからは、ラインワークスやメール、電話などを上手く利用する必要が出てきました。
自分が拠点にいた頃は、管理部からいろんな依頼を受けると面倒くさいと思っていましたが(…当時の管理部の皆さん、ごめんなさい…)、今は自分が管理部として依頼をする立場になったので、自分が拠点にいた頃にどうしてほしかったかを考えながら業務にあたるようになりました。さらに新しい分野や法律などについても調べて、どうしたら今のベストなのかを考えるようにもなりました。
-育児と仕事の両立で大変なことは?
体力と精神力が大変です。仕事をして、家事をして、子育てして、ずっと動いているので、1日の終わりはへとへとで、朝起きても「今日は体調いい!調子いい!」みたいなことはここ数年ないです。どうしても子どもが病気になり、休みや早退をさせていただくことが多いので、本当に迷惑をかけてばかりで申し訳ないです。会社の皆さんは子ども優先だといってくださり、本当に優しい言葉をかけてくださいますが、申し訳ない気持ちでいっぱいになりますが、やらなきゃいけないこと、やりたいことがたくさんあるので、いっぱいいっぱいになってしまいます。
-「やりたいこと」とは?
具体的にこの業務というのはないですが、復職で部署や業務が変わったことがきっかけになって、業務を広い視野から捉えられるようになってきたので、若手のフォローなどもしていきたいと考えるようになりました。自分もそうでしたが、若手の頃は「なぜこの業務をやらなければならないのか」を理解しないまま仕事を進めていて、例えば「目の前の書類を仕上げること」がゴールになっていたりしました。今なら「なぜこの書類が必要で、書類にこの要素を入れているのは、こういう意味がある」というところまで考えられるようになったので、そういうフォローをしていけたらいいなと思っています。
また、社内からいろんな質問をされる機会も増えてきたので、質問が自分がわからないことであっても、自分で調べたり、周囲に聞いたりして、なるべく正しい回答をしてあげたいとも考えるようになってきました。
1回目の復職当時は、社内のワーママはまだ少なかったですが、2回目の復職後は社内にワーママがかなり増えてきて、雰囲気も変わってきたと思います。ワーママも含めて働きやすい職場づくりもしていきたいです。
それから、子どもがもう少し大きくなったらフルタイムでまた働きたいです。
-本日はありがとうございました!
Kさんが働くキャンディルテクトは、ホテルや店舗などの商業施設やオフィスにおける、内装工事や什器の設置、家具の組み立て・設置工事など商環境向けの建築サービスを行っている会社です。キャンディルテクトのホームページもぜひご覧ください!キャンディルグループのワーママインタビュー1回目も合わせてご覧ください!