キャンディルグループ従業員が考える働きやすい職場環境とは?

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キャンディルグループ広報ブログ、今回のテーマは…

キャンディルグループ従業員が考える働きやすい職場環境とは?

キャンディルグループのバーンリペアでは、従業員の力で働きやすい職場環境づくりに取り組む「えにばんプロジェクト」が進行中です。
プロジェクトメンバーに活動内容をインタビューしました。

-「えにばんプロジェクト」はどんなきっかけで、いつから始まったのですか?

女性管理職を増やしたい、女性が活躍する風土を作りたいという思いから2020年2月に女性従業員が立ち上げたプロジェクトです。
女性目線で職場環境を改善していきながら、将来的にすべての従業員にとって働きやすい職場環境を作りたいと考えています。
参考データ
キャンディルグループ従業員のうち女性は34.6%。
女性管理職(課長以上)の割合は6.7%(2021年9月期)。

-プロジェクト名「えにばん」の意味は?

すべての従業員にとって働きやすい職場環境という未来をイメージして、anyoneと社名の略称「バーン」を組み合わせて「えにばん」という造語を作りました。
えにばんプロジェクト題字
ニュースやポスターにも使っている題字は、プロジェクトメンバーの息子さんに書いてもらいました

-プロジェクトメンバーとその選出方法は?

現在は内勤と技術系(サービススタッフ)の女性従業員4名です。
立ち上げ時には社内アンケートでメンバー募集をしましたが、2年目以降はプロジェクトからメンバーをスカウトしています。

スカウトは、社員登用を希望する契約社員の方にもお声がけしています。
プロジェクトを通して普段の業務では関わりのない人とも接することができ、会社全体のことを知る機会にもなるので、社員登用試験の準備のためにも、このプロジェクトを役立てていただきたいと考えています。

-これまでの活動内容を教えてください。

①えにばんニュース(月1回)
女性従業員向けにラインワークスで配信しています。
テーマはPMSや更年期、婦人科検診など女性特有の身体に関するものが多いです。
健康や身体の仕組みなどに関する知識を深め、不安を取り除くことで安心して働けるようにしていきたいです。

②えにばんアンケート
女性従業員向けに働きやすさや身体の悩みなどに関するアンケートを実施し、改善策やアイデアを管理職に届けています。
例えば、上司とのコミュニケーションに関するアンケートでは、男性管理職と女性従業員との間にギャップがあることがわかりました。
男性管理職が女性従業員に対するコミュニケーションを“ハラスメントにならないように”と消極的にしたことを“自分は避けられている”と受け取ってしまった女性従業員もいました。

③育休座談会
女性従業員が少ない拠点では日常で接するワーママのロールモデルがいないため、子育てしながら働くイメージが湧きづらいという声がありました。
そこでキャンディルグループのワーママ像をイメージしてもらえるよう、育休から復職した女性従業員の座談会を開催しました。  
参考データ
キャンディルグループの拠点は全国49拠点(2022年3月現在)。
キャンディルグループの育休からの復職率は育休復職率は84%(2017年9月期~2021年9月期の5年間の平均)。
育休後の復職を希望された方は全員復職し、キャンディルグループで活躍しています。

④選べる制服
アピアランスを重視し、よりスタイリッシュに見え、ストレッチも効いて動きやすい新パンツを採用しましたが、女性従業員にアンケートを実施したところ、“旧パンツの太めのシルエットやポケットが機能的でよかった”という声が。
そこで男性従業員にもアンケートをしてみると、同様に旧パンツの人気があることがわかり、新旧パンツから選んで着用できるようにしました。  
選べる制服ポスター
新旧パンツから選べる制服を告知した社内ポスター
 

-これまでの活動について社内からどんなリアクションがありましたか?

関心を持っていただけている従業員が多いようです。
いろんな活動内容が各拠点で話題になっていると耳にしますし、男性従業員から「育休座談会は男性向けにもニュースを配信してほしかった」といった意見も出たことも。
また、活動内容に興味を持ったからという理由で新たにメンバーに加わってくれる方も出てきています!

-プロジェクトメンバーとしてのやりがいや、自身が感じる「よかったこと」は?

【メンバーAさん】
よかったことはたくさんあります!
中でも、別の視点でモノをみる機会ができたことと、そういった人たちと働けることが大きいです。
現場ではマニュアル通りに与えられた仕事を完遂させることに注力しています。そのため、自分で考えて能動的に動いている範囲が限られていると感じます。その中で試行錯誤してやっていくのが、現場の面白いところでもあるのですが…。
プロジェクトでは目標設定からその実現に向けた方法、スケジューリング、もちろん実行するところまで、すべて自分達でやっていくので、能動的に動く視点に切り替わります。

そして、職制、拠点など、立場の違うメンバー全員が、同様に目標に向かって動くことができています。このような機会をいただいていることが、とても嬉しいです。ありがとうございます!

【メンバーBさん】
普段関わりのない方と一緒に仕事ができ、新しい考え方など自分だけの視点ではない物事の考え方が身につくと感じます。
尊敬できる上司、先輩の存在を身近に感じられるようになり、自分自身もこんなふうになりたいなど目標ができて、モチベーションアップにつながっています。

自分が作った「えにばんニュース」の原稿は、メンバーに校正してもらっていて、普段の業務でやっている作業報告書の作成とはまた違う、読み物としての書類作成スキルがアップするのもうれしいです!

-今後目指していきたいこと、活動予定を教えてください。

女性はもとより、男性も含め働きやすい環境づくりを目指しています。
管理職を目指したいという女性を増やしていくために、女性管理職インタビューも予定しているところです。
現在は内勤の女性管理職の割合が高いので、今後は技術系(サービススタッフ)からも女性管理職を輩出していきたいです。

-本日はありがとうございました!

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