キャンディルグループ広報ブログ、今回のテーマは…
キャンディルグループのパパが育休を取得してみたら、こうなりました!
男性の育児休業取得推進のため、2022年4月より育児・介護休業法の改正が3段階で施行されています。キャンディルグループでも男性社員の育休参加を後押ししています。
今回は、キャンディルグループの育休取得パパ、バーンリペアのKさん(広島サービス拠点)に育休を取得した理由、育休取得までの流れ、育休中の生活、復職後に変わったことなどをインタビューしました。
-現在の業務を教えてください!
サービススタッフとして広島で住宅のリペアをしています。
-お子さんの年齢、性別、かわいいところを教えてください!
もうすぐ2歳の女の子です。
“かわいいところ”ですか? 全部ですねー!(笑)
-育休期間は?
1回目:2021年3月13日~2021年3月27日
2回目:2021年10月23日~2021年11月6日
-育休中のタイムスケジュールは?
7:00 朝食準備、朝食
9:00 掃除、洗濯
11:30 昼食準備、昼食
13:00 買い物
16:00 料理
18:00 夕食準備、夕食
19:00 子どもの入浴
20:00 自分の入浴
22:00 就寝
授乳、抱っこ、寝かし付けは妻の担当でしたが、特に産後1カ月は妻が動けなかったので、私が育児も家事も積極的に担当しました。
私も家事は一通りできるのですが、お互いにこだわりもあり、余計な干渉をしないよう途中からは担当分野をざっくりと決めました。
食事は妻が主担当で私が副担当、掃除と洗濯は私が主担当です。
見栄えとか、乾きやすさとか、しわになりにくさとか、洗濯物の干し方にはちょっとこだわってるんです(笑)。
-育休取得をしようと思った理由は?
親が離れて暮らしていて、子育ての支援が受けづらかったことも理由の一つですが、それよりも自分が育児に参加したかったので、育休が取得できるならぜひ取得したいと思っていました。
また、知人にも育休を取得したパパがいて「奥さんを手伝ってあげないと大変だよ」とも聞いていたので、私も育休を取得して妻をサポートしたいと思いました。
妻は普段から自分から提案してくることが少ないので、育休取得も私から提案し、妻がなるべくストレスをためないようにしたいと思っていました。
育休での収入減に不安がないわけではありませんでしたが、収入面は後からでも取り返せる!と考えました。
育児は今だけの経験なので、積極的に参加したかったんです。
妻も共働きで、妻は1年ほど育休を取得しました。
-育休取得までの流れを教えてください!
2020年10月ごろ 上長と相談
2020年11月ごろ 業務引継ぎ
2021年3月 育休取得(1回目)
2021年4月 復職
2021年10月 育休取得(2回目)
2021年11月 復職
妻が安定期に入ったころに妊娠の報告をし、育休取得の相談も上長に都度していました。
当時はキャンディルグループ内で男性社員の育休取得がまだ少なかったので、私から「育休って取得できるんですか?」と上長に聞いて、上長から会社に確認してもらった感じです。
同じ拠点にもパパ社員はけっこういるのですが、育休取得の事例はなく、育休取得の希望を出すなんて自分のわがままなのかな?と考えたりして、最初に上長に相談するのには正直勇気が必要でした。
育休期間は、知人の育休取得パパや同じ拠点のパパ社員の話を参考に、妻とも相談しながら決めて会社に相談しました。
-育休を取得してよかったことは?
1回目は里帰り出産ができなかったので、退院してすぐ妻と子どもが自宅で過ごすのをサポートしながら、新生児期の様子を近くで見ることで子どもが産まれてきた実感を得られました。
2回目は少し育児に慣れてきたころに、妻の負担を減らすことができました。
2回に分けたことで、1回目の復職明けに業務の変化のキャッチアップができたのもよかったです。
-育休を取得してみて、想像と違っていたことはありましたか?
2人で子どもをみることで育児が楽になるのでは?と考えていましたが、それでも育児は大変!!でした(笑)。
子どもが泣くことに対して、どうしてあげたらよいのか2人で途方に暮れたり、妻が産後うつっぽい状態になって感情の起伏が大きくなったりもして、育休期間には夫婦げんかもたくさんしました。
自分が育休を取得したので、もはや“もし育休を取得していなかったら?”が考えられない状態ですが、ワンオペで奥さんが育児と家事をやっている家は、どうやって機能をしているのか?という気持ちにもなりましたね(笑)。
-復職して育休前と変わったことはありますか?
育児の大変さや悩みを知りました。
育休中に一日の流れを見ていたので、あんなに大変なら自分ができることをやらないと、と考えるようになりました。
私の場合、早く帰って子どもの顔が見たい!というよりも、早く帰って妻の代わりにあの家事をやろう!と考えるのが先です。
また、同じ拠点のパパ社員やママ社員との間で子どもの話題も増えました。
私は近くに住んでいる友達が少ないので、同じエリアに住むパパ社員やママ社員の話はとても参考になります。
-育休についてもっとこうしておけばよかった、と感じることはありますか?
親や親戚が離れて住んでいることだけでなく、コロナ禍だったこともあり、周囲への応援依頼を遠慮していましたが、後になって親や妹夫婦に「そういう時は言ってくれれば行けたのに」などと言われたりもしました。
もっと周囲に頼ってもよかったかもしれないです。
-これから育休を取得しようと考えている男性社員へのメッセージをお願いします。
私の場合は、人に依存する要素が比較的少ない業務だったので、引継ぎの内容や人数も少なくて済みましたが、業務内容や役職などによっては育休取得を言い出しにくい人もいるのかなと想像します。
育休取得が決まったら、自分が不在の間、周囲の皆さんに業務を引き継いでいただくことになるので、日ごろから社内の人間関係をよくしておく必要もあると感じました。
私は事前に妻とシミュレーションをして“これくらいの期間を休めば、こんなサポートができそう”などと考えていましたが、実際は育休中に妻が望むことが変化することもありました。
育児をやりながら初めてわかってくることもいろいろとあると思うので、パートナーが望むことが変わってきたら、その都度リクエストを聞いてあげられるとよいと思います。
“パートナーが大変そうだから自分も育休を取得する”という気持ちで“ただ休んでいる状態”だとパートナーがストレスを感じると思うので、積極的に育児や家事をやっていく必要があると思います。
それから夫婦で育休を取得すると、2人で家にいる時間が増えるので、それに対してお互いがストレスを感じないかという問題も育休取得を考えるときに検討すべき要素だと思いました。
理想の育休スタイルは、本人やパートナーの働き方やキャラクターによって違ってくるはずなので、パートナーとよく話し合って自分たちにあったスタイルで育休を楽しんでください!
-本日はありがとうございました!
Kさんの2人目のお子さんが2023年2月に産まれたそうです!
「育休が取得できるとわかって、2人目も考えられるようになりました。育休取得がなければ2人目は考えられなかったです」とKさん。
今回は合計で2カ月ほどの育休を予定しているそうです。
「育児には全部関わっていきたいんです。私は主夫になってもいいくらい(笑)」
今も積極的に育児にも家事にも参加しているKさんですが、これだけは絶対やってほしいと奥さんから依頼されているのが、お子さんの爪切りとヘアカットだそうです。
「妻は子どもの爪や髪を切ったりするのが怖いと言うので、私がやってます」とのことですが、日ごろ住宅のリペアを仕事にしているパパは、手先が器用でお子さんの爪切りやヘアカットもきっと上手なんでしょうね。
Kさんが働くバーンリペアは、“ながく快適に暮らす”を実現するために、住環境(戸建住宅)を中心としたリペアや建築検査サービス、メンテナンスサービス、定期点検サービスなどをしている会社です。
バーンリペアのホームページも、ぜひご覧ください!
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